元モー娘。小川麻琴が東洋大で「アイドルの独立」を辛辣に講義 - メディアゴン 編集部

元「モーニング娘。」のメンバーで、2015年4月に芸能事務所アップフロントグループから独立し、フリーとして活動する歌手・女優の小川麻琴さんが、4月28日、東洋大学総合情報学部「メディア概論」(担当・藤本貴之教授)の外部講師として講義を行った。 モー…

<与党幹事長の言論封じ発言>追及の甘い大手メディアが取材規制を加速 - 上出義樹

上出義樹[フリーランス記者/上智大学メディア・ジャーナリズム研究所研究スタッフ] *** <二階氏が今村復興相の辞任でマスコミをやり玉に> 自民党の二階俊博幹事長は26日、都内で講演し、二階派に所属する今村雅弘前復興相が東日本大震災をめぐる失言…

<奨学金という名の借金>高すぎる国立大学の授業料 - メディアゴン 編集部

保科省吾[コラムニスト] *** 600万円もの奨学金という名の借金にがんじがらめになって社会に放り出される22歳の若者。あげくに自己破産。 これは特殊な例ではない、多くの大学生がいま、教育ローンを抱えている。なぜ、こんなことになっているのか。調…

公務員の「不正」を「忖度」にすり替えるな - 植草一秀 

植草一秀[経済評論家] *** 「 忖度(そんたく)」に関心が注がれたが、問題の本質は「忖度」にはない。「忖度」は「他人の心をおしはかること」で、「相手の真意を―する」などと使われるが、何事をするにしても、「相手の真意をおしはかること」重要な…

<最大600億円の費用対効果>保育士不足の解消に「保育ロボット」の導入を - 石川和男

石川和男[NPO法人社会保障経済研究所・理事長] *** 保育園では、0〜2歳児は必ず「お昼寝」をする。正しい生活習慣を身に付けさせるためだ。厚生労働省によると、2016年4月現在、保育園を利用している0歳児は13.7万人、1・2歳児は83.8万人。この合計98万…

NHK『週刊ニュース深読み』小野文恵アナの降板は間違い - 高橋秀樹

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事] *** 次のように謳うNHKの番組がある。 「この一週間のニュースをまとめて知りたい! みんなが知らない深い情報に接したい! その両方を同時にお伝えする番組が『週刊 ニュース深読み』です」 この『週…

「オール沖縄」は翁長雄志氏後援会ではないはず - 植草一秀

植草一秀[経済評論家] *** 沖縄、滋賀、鹿児島、新潟の県知事選は「政策選択選挙」となった。この結果、安倍暴政にブレーキをかけることに成功した。安倍暴政にブレーキをかける最善、最強の方策は、「政策選択選挙」を実現することだ、沖縄では辺野古…

トータルテンボス大村の不倫相手は本当に被害者か? - 知久哲也

知久哲也[放送作家] *** 「8.6秒バズーカー」はまやねん、「COW COW」善し、とにかく明るい安村、「東京03」豊本、「千鳥」大悟・・・。今年に入って、相次ぐ芸人の不倫報道は異常ともいえるペースだ。 そして、4月21日発売の『FRIDAY』(講談社)では…

<1万時間の法則>プロとプロ未満の違いは1万時間継続の有無 - 茂木健一郎

茂木健一郎[脳科学者] *** <1万時間の法則> マルコム・グラッドウェル氏が自著の中で紹介している「1万時間の法則」というのがある。どんな分野でも、だいたい1万時間程度継続してそれに取り組んだ人は、その分野のエキスパートになるという経験則で…

<介護士はホステス?>介護士に指名料の導入を検討する東京都 - takahashi2014

山口道宏[ジャーナリスト] *** ちょっと待った、である。 小池都知事が「混合介護」になぜか積極的賛意を示している。 「それって混合医療の介護版かしら」といえたら、その方の感性は素晴らしい。医療と同様の保険内と保険外の乗り入れ(策)で、介護…

<籠池氏VS安倍夫妻>昭恵夫人を隠して籠池氏を嘘つきにする不公平 - 両角敏明

両角敏明[テレビディレクター/プロデューサー] *** 最近、生ワイド番組から森友学園問題が消えています。 おそらく会計検査院は法的な瑕疵はないという結論でしょうし、大阪地検も籠池理事長のいくつかの事犯を有罪にして「店じまい」でしょう。 結局…

たった2分のためにVRゴーグルを2万個配布するベイクルーズ社の漢気 - メディアゴン 編集部

メディアゴン編集部 *** アパレル業界「冬の時代」と呼ばれる今日。多くのファッションブランド、アパレルショップが赤字を続け、ファストファッション以外は全く売れていない。「着れればなんでも良い」という感覚が蔓延しつつあることは否定できない日…

<みんな慶応?>現代日本の新貴族層を描く「あのこは貴族」 - メディアゴン 編集部

保科省吾[コラムニスト] *** 小説で、しかも女性作家が書いた、女性が主人公のものを読むのは何年ぶりだろう。好きなジャンルではないのだ。おもしろい目に遭ったこともない。思い返せば、群ようこの「かもめ食堂」(2006)以来のようにも思う。 11年ぶ…

仏大統領選で求められるアモン票のメランションへの統合 – 植草一秀

植草一秀[経済評論家] *** 現状を打開するための最大の方策は、「民主主義の活用」であると主張してきた。「暴政を排除するために最も有効な手法は「民主主義の活用」だ」(http://mediagong.jp/?p=20504) 23日に投票日を迎えるフランス大統領選で同じ…

北朝鮮の異常な真実を描くドキュメンタリー「太陽の下で」 - 高橋秀樹

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事] *** ロシア出身のドキュメンタリー映画・巨匠ヴィタリー・マンスキー監督が北朝鮮平壌の家族に1年間密着した映画「太陽の下に」を見た。実に痛々しい映画であった。 この映画は公式HPで次のように紹介…

創造者が自分から離れて「世界に欠落するもの」を埋めるアプローチ -茂木健一郎

茂木健一郎[脳科学者] *** <創造者が自分を離れるということ> 創造者が、自分から離れて、世界に欠落するものを埋めるアプローチをとるときに、取りうる一つのやりかたがあって、それは対象物の「発見」と「創造」を近づけることである。 ミケランジ…

<円高株安と地政学リスク>日米経済協議を読み解く- 植草一秀

植草一秀[経済評論家] *** 4月6日にトランプ大統領がシリアへの空爆を決定し、実行に移されたことを契機に「地政学リスク」への警戒が強まっている。とりわけ日本の株式市場では不安心理が強まりつつある。 ドイツの株価などはほとんど影響を受けていな…

<若者のテレビ離れの証明?>倉本聰のシルバードラマ『やすらぎの郷』高視聴率におびえるテレビ局 - 高橋秀樹

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事] *** 中高年がターゲットのシルバータイムドラマ、倉本聰脚本の『やすらぎの郷』(テレビ朝日)の視聴率が好調でテレビ各局がおびえている。 なぜおびえているのか。 初回の2017年4月3日放送分の視聴率…

高橋維新がTBS「好きか嫌いか言う時間」でひな壇の一人になってみた - 高橋維新

高橋維新[弁護士/コラムニスト] *** 2017年4月3日放映の「好きか嫌いか言う時間」(TBS)という番組に出ました。筆者にとって2回目の、テレビ出演です。 収録は、3月13日でした。「出てみませんか」というお話は、また筆者の務める法律事務所に直接い…

<千葉女児殺害で保護者会の会長逮捕>「知らない人についていかない」は機能しない? - 水野ゆうき

水野ゆうき[千葉県議会議員] *** 筆者の地元である千葉県我孫子市北新田の排水路脇の草むらでベトナム国籍の小学3年レェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9歳)=千葉県松戸市六実=の遺体が見つかった殺人死体遺棄事件で、千葉県警捜査本部は4月14日8…

「喫煙可の飲食店」ドヤ顔でタバコを吸う愛煙家に疑問 - 矩子幸平

矩子幸平[ライター] *** 我が国で習慣的にタバコを吸っている「成人喫煙率」の割合は、現在19.3%(2016「厚生労働省国民健康栄養調査」)。この数値を高いと見るか、低いと感じるかは、人によってそれぞれであろうが、日本人の2割に満たない程度が「愛…

<創造性と時代精神>モーツァルトと同じ音楽を今書いても評価されない - 茂木健一郎

茂木健一郎[脳科学者] *** <時代精神について> 「空気」には、自分がいるコミュニティの空気というローカルなものもあるが、さらには時代の空気のようなものがあり、後者を読むのはクリエイティヴな行為である。 もともとはドイツ語で、英語圏でもし…

国には国民の「平和的生存権」を守る責任がある -植草一秀

植草一秀[経済評論家] *** 安倍内閣の今村雅弘復興相が4月4日の記者会見で、3月31日で住宅支援を打ち切られた東日本大震災の自主避難者に対し、「自己責任」であると明言した。 自主避難者に対する国の住宅支援を打ち切り、福島県を通した「サポート」…

ねつ造だらけのマスゴミ世論調査の深層 - 植草一秀

植草一秀[経済評論家] *** 日本経済新聞・元経済部長でテレビ東京副社長の池内正人氏は、2010年9月14日に実施された民主党代表選に関して、インターネット上のサイト「あらたにす」に、次のように記述した。 「大新聞が得意の世論調査をやればいい」 「…

<自粛3ヶ月でテレビ復帰>ノンスタ井上は本当に嫌われ者なのか? - 知久哲也

知久哲也[放送作家] *** お笑いコンビ「NON STYLE」の井上裕介氏は自身に陶酔する、いわゆるナルシストであると同時に、自他ともに認める「嫌われ者キャラ」として連日テレビを賑わせている。 そんな彼が謹慎期間3ヶ月半を経て、9日放送の『ワイドナシ…

<公人の妻は「公人」>安倍昭恵総理夫人にプライバシーはない - 山口道宏

山口道宏[ジャーナリスト] *** テレビをみていたおでん屋の女将は、こういうのだ。 「奥さんが後ろ指さされない私人になるには、いまの連れ合いと離婚するしかないでしょ」 かのロッキード事件をもじって「アッキード事件」(山本太郎)とは、言いえて…

<キムタク叩きは無意味>木村拓哉VS他メンバーの構図は何のため? - 藤本貴之

藤本貴之[東洋大学 教授・博士(学術)/メディア学者] *** 昨年末の解散から、何かと慌ただしいSMAP元メンバーたちの話題。マスコミ報道で描かれるジャニーズ事務所派の木村拓哉と、それに相対する他メンバーたちという構図を下敷きにしたゴシップの数…

空気を読んで、敢えて「逆張り」する – 茂木健一郎

茂木健一郎[脳科学者] *** 「空気を読む」ことと、「空気に従う」ことは違う。さらに言えば、「空気を読む」ことができるからこそ、敢えてできることもある。それは、自分の行動、情報発信の独自性を強めることである。 「空気を読む」ことができれば、…

<ファストファッションの正体?>ファスト化しないベイクルーズが急成長の理由 - 藤本貴之

藤本貴之[東洋大学 教授・博士(学術)/メディア学者] *** 近年、「究極的なアパレル不況」と言われている。大手、準大手とされる有名なアパレル企業が軒並み赤字を計上し、倒産や撤退も珍しくない。 アパレル各社が苦しむ中、ユニクロ、H&M、Forever2…

空気を読むこと、空気に従うこと – 茂木健一郎

茂木健一郎[脳科学者] *** しばしば、「空気を読む」という言葉が使われるが、二つの要素がある。一つはまさに「空気を読む」認知能力であり、もうひとつは「空気に従う」という行動である。 日本で「空気を読む」は、実際には「空気を読む」+「空気に…