2015-04-15から1日間の記事一覧

<ゲームクリエイターもハマらせる渾身のリズムゲーム>「シアトリズムドラゴンクエスト」はあの頃の思い出に戻れるタイムマシン

八坂亮[ゲームクリエイター] *** 最近、筆者の休み時間は「ニンテンドー3DS漬け」である。何を遊んでいるかと言うと先日発売された「シアトリズムドラゴンクエスト」(以下、シアトリズムDQ)。このゲームが、とにかく面白い! そりゃあもう、どっぷり…

<今のテレビは更新されないミシュランガイド?>グルメ番組がいつも同じ高級すし屋を紹介する理由

高橋正嘉[TBS「時事放談」プロデューサー] *** 食のエンターテインメント雑誌とも言うべき「ミシュランガイド」は良くできている。三ツ星を取ったレストランにはぜひ一度入ってみたいと思う人はたくさんいるはずだ。 ひとつ星でも良い、フランス料理や…

<不安をかき立てる番組を好むテレビ>「超常現象、幽霊体験」でメディアが欲しがる答えは短絡的

石川幹人[明治大学情報コミュニケーション学部・教授] *** オウム事件以来(1995年5月、麻原彰晃教祖逮捕)急激に減ったとはいえ、毎年夏になると、テレビ番組の制作会社の方々から幽霊現象、幽霊体験についてのコメントを求められる。幽霊を科学的な研…

<エヴァからゴジラへ>庵野秀明監督が「日本版ゴジラ」で特撮文化への恩返し

岩崎未都里[学芸員・美術教諭] *** 4月1日のエイプリルフール? と思うほど、日本の特撮映画にとって革命的なニュースが舞い込みました。 話題になっていた新作「ゴジラ」(2016)ですが、脚本・総監督を アニメ「エヴァンゲリオン」の庵野秀明氏。監督…

<テレビの役割にカウンター・デモクラシーを>テレビ朝日・早河洋会長が古賀茂明氏を「あってはならない件」と切り捨て

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事] *** テレビ朝日の早河洋会長が、3月31日の定例記者会見で次のように発言した。 「報道ステーション」の生放送において、元経済産業省官僚の古賀茂明氏が安倍政権のバッシングがあり、早河洋会長などの…

<新しい番組は「博打」>放送する必要がないほど低俗なNHKの番組とは、民放では絶対に成立しない斬新な番組である

小笠原英樹[構成作家] *** テレビの現場、すなわちテレビ番組とはどうやってできているのかを分かりやすく説明しましょう。 まずは企画を考えます。誰が? これは主に、テレビ局の社員(だいたい制作局にいる人です)、テレビ制作会社の社員、フリーの…

<もうテレビ局は関係ない?>30代〜40代の主婦の感覚は「NHKと、それ以外のチャンネル」である

福原フトシ[放送作家] *** 筆者はテニスサークルに通っているので、30代から40代の普通の主婦と話す機会が結構ある。そんな主婦達のテレビに対する認識は、「NHKとそれ以外のチャンネル」であることが最近わかってきた。 つまり、「このチャンネルで、…

<「報ステ」古賀氏降板はテレビ的な見世物?>「便利使い」され「使い捨て」られた古賀茂明氏

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事] *** 「報道ステーション」での、古舘伊知郎キャスターと、痛烈に安倍政権批判をする元経産官僚、古賀茂明氏とのやりとりが、物議を醸している。 古賀氏は官邸からのバッシングがあるため、テレビ朝日の…

<オリコンがチケットとCDのセット販売の合算集計を廃止>会いに行けなくなったアイドル川栄李奈が秘める「本当のアイドル」への可能性

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事] *** AKB48の「会いに行けるアイドル」というキャッチコピーは実に巧妙な宣伝文句である。なぜならば、昔はアイドルは会いに行ったりできるものではなかったからである。 若き吉永小百合、キャンディー…