高橋維新[弁護士]
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今話題の1コマ漫画『サラリーマン 山崎シゲル』(田中光)を筆者の理論に従って分類すると、「シュール」のギャグ漫画ということになる。
ある人は、これはシュールでも何でもないと言う。山崎のボケは全て分かりやすいから、決して「シュール」ではないという論法である。しかし、分かりやすいボケでも「シュール」になり得るというのが筆者の理論体系である。
そもそも「シュール」とは何か。
「不条理」だとか「ナンセンス」だとか色々と説明はされるが、それは結局言い換えに過ぎず、何も説明してはいない。・・・・[続きはコチラ]