<「旅と料理」の番組をどう作るか>レポーターが実食せずに「美味しさ」を伝える工夫

高橋正嘉[TBS「時事放談」プロデューサー]

 

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「旅と料理」の番組は今やテレビの王道といっても良いほど増えた。地上波放送でもBS放送でも、あるいはニュース番組の中でも頻繁に取り上げられる。見る側とすれば気楽に見ることが出来、情報も適度にありエンタテインメントにすれば格好の番組といえる。

 

しかし、作る側とすればどう面白く見せるか、結構悩みの種とも言える。「新しいネタ」といってもそうあるものではないからだ。

 

見せ方も限られている。やはり一番多いのはタレントが食べておいしいと感想を述べる、というやり方だろう。・・・・[続きはコチラ]