<決定版・欽ちゃんインタビュー>萩本欽一の財産②台本に台詞を書いてはいけない

高橋秀樹[放送作家]

 

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(「萩本欽一インタビュー」その①はこちら

 

大将(萩本欽一)はテレビで大事なのは”遠い”こと、だと言う。どういうことだろう。

 

「テレビでは“近い”と”早い”は、失敗する」

「例えば『お前ね、ダメだよ』と、いうセリフ、『お前ね』と『ダメだよ』を続けて早く言っちゃいけない。『お前ね、<間>ダメだよ』という風に間が入るんだ。この<間>が、セリフを言う人の感情を入れる場所」

 

「熱いお茶は熱くない。熱い湯のみを触って熱いって言ってごらん、というと素人は触ってすぐに『熱いっ』て言う。それじゃダメ。湯のみを触って<間>があって、それから『熱いっ』。それが笑いになる」

 

「これが“遅い”だ」・・・・[続きはコチラ]