<決定版・欽ちゃんインタビュー>萩本欽一の財産⑥日本のコメディアンは勉強家だった。

高橋秀樹[放送作家]

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「萩本欽一インタビュー」その⑤はこちら

 

「僕(=大将こと萩本欽一)は、浅草育ちだけど、僕らの先輩の人たちは笑いがやりたくてコメディアンになりたくて新宿(ムーラン・ルージュ)でも頑張ってた。」

 

「外国のコントなんかも勉強したよ」

 

「舞台に男が立っている。そこに大きな医者かばんを持った産婦人科の先生がやってくる。男の女房が産気づいたんだな。男は先生を女房のところへ案内して外で待っている。すると先生が戻ってくる、男は生まれましたか、と聞くが先生は何も応えず去る。再び戻ってきた先生は金槌を持っている、次はのこぎりを持っている、最後はチェーンソーまで持ってくる、男はたまらず先生に言う。先生うちの女房に何しよってんですが先生は言う。違うよ。かばんが開かないんだ」・・・・[続きはコチラ]