<視聴率10%で誤差2.4%の調査は妥当か?>広告主も演者も視聴者も満足できるテレビ評価指標の開発を

貴島誠一郎[TBSテレビ制作局担当局長/ドラマプロデューサー]

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複数の番組で出演者同士が視聴率を話題にしていた。珍しいというか、演者が敢えてテレビのタブーに踏み込むコーナー企画。

 

演者は視聴率を気にしないようにしている。一喜一憂しない。視聴率が高いと「花」がきて、そうでもないと「花」がこないのはウザい。視聴率はスポンサーの広告効果の問題で、番組の評価ではない。視聴率ランキングが新聞に出ているが、読者や視聴者にとって必要な情報なのか? 視聴率がいい時にアピールし過ぎるテレビ局の自業自得…。

 

ごもっともである。

 

20年以上もテレビの第一線で活躍し、浮沈はあっても確固としたポジションを確立した演者たちの生の声だ。・・・・[続きはコチラ]