<決定版・欽ちゃんインタビュー>萩本欽一の財産⑨テレビには、子供用の芸を何%か混ぜる

高橋秀樹[放送作家]

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「よる9時台というと、僕(大将こと萩本欽一)らの頃は大人の時間帯で、ドラマが中心。バラエティをやる土壌がなかった。今は月9なんて言うけど、これもドラマだけど、このドラマはどちらかというと、背伸びした子供が見るようにできてるドラマだよね」

 

「まず、よる9時台に、バラエティを企画しても大きなスポンサーはバラエティは“汚い”からといって買ってくれない。欽ドンはフジテレビだからやれた面もある。フジテレビは大きなスポンサーの1社提供ではなくてスポットCMだったからね。このバラエティ不毛の時間帯に乗り出すに当たって、僕は子供用の笑いを意識することにした。子供でもわかる笑い。そうしないと大きな数字『視聴率』はとれないと思った」

 

「子供用って、どんなのですか」・・・・[続きはコチラ]