<テレビマンは海外ロケで鍛えられる>撮影困難であった現場ほど「最高の映像」が記録されていることがある

吉川圭三[ドワンゴ 会長室・エグゼクティブ・プロデューサー]

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テレビマンとして一番鍛えられた体験は? と聞かれたら、筆者は「海外ロケ体験」と答えるだろう。

 

確かに「大御所のピリピリする現場」だったり「早朝から深夜まで続くコントの収録」なども、十分に「修行」なのだが、国内外ロケ、特に海外ロケはディレクター、プロデューサーにとってテレビマンの技量を鍛える必須体験だと思う。

 

テレビ業界以外の企業の方でも、海外赴任経験のある方は、なんか「余裕」と「人間的な深み」を感じさせてくれることがある。日本と価値観の全く違う海外での長い生活は複数の視点を人間に与えてくれることがある。・・・・[続きはコチラ]