高橋秀樹[放送作家]
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「三宅裕司さんにね、軽演劇って言うと、どういうイメージって聞いたことがある。三宅さんは『なんでもあり』だって」
と大将(萩本欽一)が言う。三宅裕司さんは、浅草喜劇の流れを組む伊東四朗さんと、東京の喜劇、いわゆる“軽演劇”の舞台を再現するとして、「伊東四朗一座」の公演をしている。
大将は高校卒業後、浅草公園六区にあった東洋劇場で軽演劇の先輩たちに、もまれて育った。
「僕は『なんでもあり』だとは思わなかったんだよねえ。軽演劇は動きの芝居、しかもチームでやるというルールがある。・・・・[続きはコチラ]