<ドラマのロケでのサイン色紙の貰い方>佐藤浩市さんにお願いした400枚以上の日付入りサイン色紙

貴島誠一郎[TBSテレビ制作局担当局長/ドラマプロデューサー]

 

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松本清張の長編ミステリー「砂の器」は1974年に野村芳太郎監督によって映画化され、その後、テレビでも5度のドラマ化がされました。謎を解く鍵になった舞台は、島根県奥出雲のJR木次線亀嵩(かめだけ)駅。

 

筆者は昨年、別のドラマで奥出雲ロケがあり、亀嵩駅を訪れました。小さな駅舎は「扇屋」という蕎麦屋の店舗になっており、乗降客1日30人程度の1面1線の無人駅です。

 

映画「砂の器」で撮影されたのは、同じ「木次線」ですが、ホームは出雲八代駅、駅舎は八川駅でした。亀嵩駅を使わなかった理由は、蕎麦屋の看板が邪魔になったのと、崖が迫っていてカメラが引けないとの理由からでした。・・・・[続きはコチラ]