<2015メディアゴンはこう考える②2015年のメディア予想図>信頼性を担保する「作り手の顔が見える」コンテンツが重要

貴島誠一郎[TBSテレビ制作局担当局長/ドラマプロデューサー]

 

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(2015年元旦企画「どうなる?2015!〜メディアゴンはこう考える〜」はコチラ)

 

新年明けましておめでとうございます。

 

電通発表の2013年度総広告費は約6兆円弱。イベントや屋外交通広告・折込・DMなどのセールスプロモーション(SP)広告費が2.1兆円。残りが媒体広告費になりますが、うち地上波テレビ1.8兆円、インターネット9380億円、新聞6170億円、雑誌2500億円、ラジオ1240億円、衛星メディア1110億円です。2014年度は更なるシェア変動が予想されます。

 

また、業種別広告費は、化粧品トイレタリ―2800億円、食品2720億円、情報通信2430億円、飲料2070億円、交通レジャー2100億円、流通小売業1930億円、金融保険1680億円、自動車関連1670億円などで、好調な業種がうかがえます。ナショナル・クライアントと呼ばれるトヨタ自動車花王パナソニックをはじめ、情報通信のDoCoMoSoftBankなどは500億円以上の広告費を投下しています。【続きはコチラ・・・】