<地球滅亡を借景にした二つの映画>滅亡する地球を巡る二つの物語「インターステラー」「宇宙戦艦ヤマト」

玉置泰紀[KADOKAWAウォーカー情報局長兼関西ウォーカー統括編集長]

 

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かたや遊星爆弾による放射能汚染で人類絶滅まで1年。かたや植物が枯死し砂嵐が襲い遠からず人類が絶滅しそう。二つの物語は何方も人類の存亡を賭けて宇宙船を発進させる。

 

この同じ時期に公開された二つの映画の前者の「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方船」は、フルチューンナップしたTVアニメからのオリジナル劇場映画。ガミラスを倒し、イスカンダルからコスモクリーナーを受領して地球に帰る途中、ガトランティスに襲われ、記憶と時間の迷宮、シャンブロウに逃げ込む(迷い込む)のだが、これは、後者のクリストファー・ノーランの映画「インターステラー」の重力を操ることによって時間・空間を超越する世界に似ている。【続きはコチラ・・・・】