<現役弁護士が観る「最後の証人」>倉科カナの座ったままの「異議あり!」は残念…だけど次回が楽しみ

水戸重之[弁護士/吉本興業(株)監査役湘南ベルマーレ取締役]

 

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上川隆也倉科カナの弁護士コンビが殺人事件に挑む―。

 

柚月裕子の同名の小説(2010年)を原作とする法廷ドラマ「最後の証人」が、1月24日(土)にテレビ朝日で放送された。上川は、TBS「女はそれを許さない」に続いての弁護士役。古くは96年のNHK朝の連ドラ「ひまわり」で松嶋菜々子とコンビを組んだ司法修習生役が懐かしい。

 

元検察官の弁護士(いわゆる「ヤメ検」)の佐方貞人(上川隆也)は、新米弁護士の小坂千尋(倉科カナ)とともに、弁護を依頼された地方都市に向かう。依頼者は殺人事件の被告人・島津邦明(大杉漣)。島津は地元の有力者だった。【続きはコチラ・・・】