<映画「アメリカン・スナイパー」に見る職人気質>現在のテレビ界が陥っている病をどう克服すべきか?

高橋正嘉[TBS「時事放談」プロデューサー]

 

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テレビの番組作りにとって現実感は非常に重要なファクターだ。バラエティーにしてもドラマにしても、勿論ノンフィクションにしてもそれが「起こりえることだ」という現実感があることが興味を惹く重要な要因になる。

 

単に事実に依拠しているといっても、その人間に迫るような視点がなければ、やはりどこか絵空事になってしまう。遭遇してしまう怖れ、あるいはチャンス、それが想像できるようなものでなければいけないのだ。とはいっても、現実感というのはそう簡単なことではない。

 

クリント・イーストウッドが監督した映画「アメリカン・スナイパー」が話題になっている。 [続きはコチラ・・・]