<主人公は非モテ系男女>フジテレビ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は現代のトレンディ・ドラマだ

水戸重之[弁護士/吉本興業(株)監査役湘南ベルマーレ取締役]

 

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杏である。長谷川博己である。なんたって、「フジテレビの月9」である。「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は今季一番といってよいほどの面白さをみせている。

 

脚本は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや、テレビドラマ「相棒」シリーズ、「リーガルハイ」シリーズの古沢(こさわ)良太。面白くないはずがない。

 

ドラマの主人公は、二人の非モテ系男女。

 

理系出身で、女子力ゼロの眼鏡の30歳公務員、藪下依子(杏)。ロボットのようなセリフまわしで、何事も理屈とデータで正解を導こうとするタイプ。およそ自分を可愛く見せるという努力に縁のない人生だったが、父孝行とDNAを残すという大義名分のもと、結婚と出産を目指して婚活をする。[続きはコチラ・・・]