<中居正広「金スマ」が清原和博を浮き彫り>報道やドキュメンタリーでも追えない現在進行形の清原の事実を描く

貴島誠一郎[TBSテレビ制作局担当局長/ドラマプロデューサー]

 

***

 

4月3日放送のTBS「中居正広のキンスマ~野球人・清原和博は今」は、清原和博が一年ぶりのテレビ出演で本人が現在の心境を語った。ドキュメントと再現ドラマで、毀誉褒貶ある野球界のスーパースター・清原和博の存在感を浮き彫りにした、素晴らしい番組でした。

 

甲子園を湧かせ歴代最多13本塁打の記録を持つ清原と、戦後最多勝の20勝をあげた桑田真澄PL学園KKコンビは、1985年の運命のドラフト会議当日を迎える。巨人フロントの思惑からか、王貞治監督は投手補強を主張し、早大進学を表明していた桑田を強行単独指名。巨人スカウト陣に翻弄された二人の仲は引き裂かれる。

 

巨人以外の6球団に重複指名を受けた清原は、堤義明オーナー自ら引き当てた西武に入団する。高卒の四番打者として活躍し新人王を獲得、2年後の日本シリーズ対決で、王監督率いる巨人のエース・桑田を打ち込んで優勝。運命のドラフトの雪辱を果たし涙を流した。【続きはコチラ・・・・】