<現場を分からないプロデューサーたち>テレビ業界の人材不足が抱える粗製濫造プロデューサー問題

高橋正嘉[TBS「時事放談」プロデューサー]

 

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4月になると新入社員が入って来る。すると良いテレビマンになるためには? ということを良く聞かれるようになる。

 

そう聞かれて考えてもみれば、これといった早道は無いような気がする。よく言われるのはテレビ局と番組制作プロダクションでは育て方が違うということである。昔風にいえば、テレビ局は士官教育をやり、プロダクションは下士官教育をやるといった類だ。

 

テレビ局は自分でやることを教えるのではなく人にやらせることを教えている。プロダクションは自分でやることを教え、人にやらせることは教えられない、ということである。

 

「だが待てよ」という気もする。本当にこれが実際なのかという疑問がわいてくる。 【続きはコチラ・・・・】