<小さい病院では保険適用外?>うつ病の誤診を減らす「光トポグラフィー検査」に前向きな取り組みを

松井宏夫[医療ジャーナリスト]

 

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光トポグラフィー」をご存知だろうか。

 

これは精神科に多い「うつ病の誤診を減らす診断補助の医療機器」と支持されているものである。これが先進医療となり、日本では精神疾患うつ病の診断がグンとレベルアップした。

 

日本はうつ病患者が90%と診断されていたが、世界では45%程度。

 

これが診断補助の参加によってうつ病の半分近くが双極性障害(そううつ病:bipolar disorder)であることが分った。薬漬けになっている患者の多かったうつ病が、より正確に前向きに診断・治療が行われるようになってきたのである。

 

この光トポグラフィー検査は、近赤外線を使って脳の血流量を測り、それをグラフ化するのである。そのグラフによって「うつ病」「双極性障害」「統合失調症」「健常者」が高確率で分かる。もちろん、あくまでも診断補助である。【続きはコチラ・・・・】