原一男[ドキュメンタリー映画監督]
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ドキュメンタリーは、出会いのメディアである。出会い方は様々だが、出会い方それ自体がドラマである。
2014年も終わろうとしている現在、私(たち)は、二つのプロジェクトを進行させている。
一つは「大阪泉南アスベスト国家賠償訴訟」を闘っている人たちを、足かけ7年かけて追っかけている。もう一つは「水俣病の現在」を、こっちは10年かけて撮影を継続している。二つとも、まだクランクアップ(撮影終了)していない。未だに完成できずにいるのは「よーしっ!撮れたぞ!」と筆者自身が納得できずにいるからである。・・・・【続きはコチラ】