2016-01-01から1年間の記事一覧

<3分で読める舛添要一の半生>東大法学部のスーパーエリートから都知事辞職までの45年

メディアゴン編集部 *** 「混乱を避けるため、リオ五輪が終わるまで続投させて欲しい」 舛添要一都知事のこのセリフは、ディベートで言えば、一発逆転を狙った考え抜いたキーワードだったのだろう。だが、時すでに遅しで、舛添氏の考えと存在は世間からす…

<税金も含まれる「政治資金」>舛添都知事の「政治資金」余っているなら返還すべき

保科省吾[コラムニスト] *** 舛添要一都知事は、同じ弁解を手を変え品を変え、様々な表現で繰り返すことの出来る「言葉の魔術師」です。この機会に以下の言葉を覚えておくと良いでしょう。 舛添知事の答弁は「巧言令色鮮し仁」である。 「巧言令色鮮し…

AbemaTVは「金のかかっていない地上波」にならないことが成功の秘訣?

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事] *** サイバーエージェント社とテレビ朝日の共同出資によるインターネットテレビ「AbemaTV」(アベマティーヴィー)に出演した。番組は「AbemaPrime」である。 筆者の出演は、番組の核になっている討論…

<ジブリは女性差別?>映画「マネーモンスター」に見る日本のメディアのダメな点

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事] *** ハリウッド映画「マネーモンスター」を見た。監督ジョディ・フォスター、主演男優ジョージ・クルーニー、主演女優ジュリア・ロバーツ。すごいラインナップである。 物語はこうだ。 財テク情報番組…

<悪夢と夢>TED x Utokyにおける英語トークの「実験」[茂木健一郎]

茂木健一郎[脳科学者] *** 先日、TEDxUTokyoでお話させていただいたのですが、そのことについて一つ技術的な観点から、みなさまにご報告させていただきたいと思います。 TED communityで最初にお話させていただいたのは、2010年のTEDx Tokyoでした。こ…

<笑点>「初回だから」では言い訳できない新司会・春風亭昇太

高橋維新[弁護士/コラムニスト] *** 2016年5月29日放映の『笑点』を見た。桂歌丸が番組から退き、跡を継いだ春風亭昇太が司会を務める1回目の放映回である。 昇太の解答者枠に収まった新メンバー・林家三平も今回一緒に発表されたが、これについては云…

オバマ大統領の広島訪問を「LIVE」で見ることの意味[茂木健一郎]

茂木健一郎[脳科学者] *** 5月27日のオバマさんの広島訪問の時間、私たちはゼミをしていたが、NHKがニュースをwebで同時提供してくださったので、それをプロジェクターで映して、一部始終を見ていた。歴史的な出来事であり、たいへん感慨深かった。 こ…

西野亮廣が人気番組のレギュラーを断り「ハミダシター」MCを望んだ理由

西野亮廣[芸人(キングコング)] *** 一人で呑み屋に入ったら、友人のNONSTYLE石田君がいた。彼とはデビュー当時からの付き合いで、何でも話せる仲なので、あれこれ話し込んだ。 実は先日、とある人気番組のレギュラーの話をいただいたんだけれど、次の…

博士号を辞退した夏目漱石の「かわいい過激」

茂木健一郎[脳科学者] *** 昨日、小森陽一先生(国文学者)と夏目漱石についてお話した。さすがの碩学、いろいろと教えていただくこと、気付きに至ることが多く、たいへん楽しい時間だった。その中で、へえと思ったことがある。 漱石が、当時の文部省か…

<熊本地震での神対応>天皇皇后両陛下こそ日本で最良の臨床心理士だ

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事/日本社会臨床学会会員] *** 天皇皇后両陛下は5月19日、熊本地震発生から、およそ1ヶ月経ったこの日、被災地を訪れ、被災者達と対面した。テレビに映し出された両陛下の姿、言葉を聞いている内に、両陛…

<施行から半年>ゾンビ法案「マイナンバー制度」で国が合法的ストーカーになる?

山口道宏[ジャーナリスト] *** 「マイナンバー制度」が始まって半年が経った。 昨秋、赤ちゃんからお年寄りまで、我が国総人口1億3000万人の手元に、その「証」が郵送された。そのむかし「ゾンビ法案」となった「一億総背番号制」の完全復活だが、総務…

<展覧会は6時間待ちも>伊藤若冲『動植綵絵』が人気

茂木健一郎[脳科学者] *** 伊藤若冲の『動植綵絵』の人気が大変なことになっていて、展覧会は6時間待ちとかにもなっているらしい。 私は相国寺、それにワシントンでじっくりと拝見する機会があって、今回はご遠慮申し上げたが、確かに歴史的傑作だと思…

<適任?不適任?>「笑点」新司会者・春風亭昇太の可能性

高橋維新[弁護士] *** 2016年5月22日に放映された「笑点」(日本テレビ)は、「司会・桂歌丸」の最終回であった。笑点の新司会が誰になるかは世間の興味を集めており、事前に様々な憶測も飛び交っていた。そして番組の最後に歌丸自身の口から発表された…

<「一発もない屋」たちの嫉妬?>高橋ジョージの収入・豪遊自慢を批判する人たち

矩子幸平[ライター] *** 歌手でタレントの高橋ジョージが、5月24日に放送されたTBS「Momm!!」において、過去の最高年収が16億円(当時36歳)であったことを明かし、中居正広ら出演者を驚かせた。 また、その当時、六本木の高級クラブで1日で最高6000万…

人工知能を相手に羽生善治さんの指が震える時

茂木健一郎[脳科学者] *** これまで、人工知能との対決を避けてこられた羽生善治さんが、ついに、コンピュータ将棋と対決されるかもしれない。いよいよ、決戦の時が近づいてきたなと、強い興味を持つ。 羽生さんとは、コンピュータと打つ将棋について、…

高学歴芸能人クイズ番組よりも、国会議員を集めた「政治資金がテーマのクイズ番組」を制作すべき

山口道宏[ジャーナリスト] *** 筆者が嫌いなテレビ番組のひとつは、「学歴がどうのこうの」という設定がされたクイズ番組だ。 東大、京大、早大、慶大など名門大学出身の芸能人やタレントを集めてクイズに答えさせ、「○○が正解した」「△△がダメだった」…