<寄席とホールの違いって何?>ホールや公会堂で楽しむ「ホール落語」の魅力と可能性(その①)

齋藤祐子[文化施設勤務]

 

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(その②はコチラ)

 

落語会には、ほぼ年間を通して同じような落語、漫才や寄席芸がかけられる演芸場(寄席)でのものと、その他の会場、いわゆる多目的ホールや劇場での落語会の2つに分かれる。ある年代までは、落語を聞きに行くといったら、この演芸場(寄席)に行くことを指していた。

 

いま時は、あちこちの公会堂や公立ホールなどで、気軽に楽しめるコンテンツとして落語会が開催されることが増えてきたため、寄席に行ったことはないけれど落語会には行ったことがある人も多いかもしれない。未だに落語というと、大喜利のことだと思う人がいる一方で、若い人の中にはお笑いのライブの延長に、若手落語家の会があるという人もいるようだ。【続きはコチラ・・・・】