<日本人人質事件の謎を解く>何をきっかけに日本は「イスラム国」にとっての「敵」へと転換したのか?

高世仁[ジャーナリスト]

 

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ジャーナリスト・常岡浩介氏の『イスラム国とは何か』(旬報社)という本が出版される。

 

イスラム国」に入り、直接に取材を行ったジャーナリストは、彼とドイツ人記者の二人しかおらず、その実像はまだまだベールの中にある。「イスラム国」関連書籍の出版が相次ぐなか、取材した本人が語る初めての本である。

 

筆者は以前から、常岡氏のテレビへのプロデュースをしており、去年9月の「イスラム国」取材の映像を多くのテレビ番組に提供してきた。テレビだけではもったいないと、出版を企画し、筆者がインタビュー・構成をしてできたのがこの本だ。【続きはコチラ・・・・】