<R-1ぐらんぷり2015>今年も爆発的におもしろいネタはなかったが、それは芸人の責任ではない。

高橋維新[弁護士]

 

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先日(2月10日)に開催・放送された「R-1ぐらんぷり2015」の総評を筆者なりに書いてみたい。

① 演出について

 

芸人がカッコつけたりモテようとしたりしたら終わりである。

 

R-1は、一人芸の一番を決めようとしている。スベったらスベったで、カんだらカんだでそれをツッコめば笑いに変えられるのがお笑いのいいところなのに、出場者がネタ中にそういう失敗をしても、自分で何とかしない限り、番組が救いの手を差し伸べてくれることはない。それは、笑いの芽がひとつ摘まれてしまっているということである。【続きはコチラ・・・】