<日本テレビ「学校のカイダン」の魅力>女優の階段を登り始めた広瀬すずの演説の力に注目

水戸重之[弁護士/吉本興業(株)監査役湘南ベルマーレ取締役]

 

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「強い者にとって、学校は楽園。でも、弱い者にとっては、そこは地雷だらけ。戦場だ。」「もし少しでも動いたら標的になる。その時には戦って、すべてをぶち壊せ!これは世界で一番弱虫の反逆者のお話」

 

日本テレビの土曜ドラマ「学校のカイダン」は、そんなナレーションで始まった。

 

かつて「青春とはなんだ」、「これが青春だ」などの青春学園ドラマシリーズで一世を風靡した日本テレビが、TBS「ごめんね青春!」にその座を渡してなるものか、とばかりに渾身のドラマを創りだした。

 

学校には、「クラスで目立つ子」というカテゴリーがあった。運動、勉強、ルックス、親の仕事、趣味まで、ちょっと上に見られるグループだ。[続きはコチラ・・・]