<今どきの企業が目指す社会貢献>本業の資源を活用して身近な社会の課題解決するための様々な取り組み

齋藤祐子[神奈川県内公立劇場勤務]

 

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3月末といえば、企業の決算株主総会が花盛りだが、IR資料に書かれた社会貢献活動も昨今は少々面変わりしているようだ。一昔前は、熱帯雨林への植樹だとか、どこかに井戸を掘るだとか環境関係の活動が多かった。

 

以前、さる大企業の社会貢献室の担当になったという人(男性)から、いきなり寄付やら社会貢献とはどんなものなのかという電話をもらったことがある。

 

今にして思えば、そんなところに配属されたものの、仕事人間で社会とのかかわりも薄く、社会貢献と聞いて何をすればいいのかわからなかったのだろう。自分の子どもの縁で地域にかかわらざるを得なかったり、趣味の活動も多い女性に比べて、男性は社会人としての幅が狭いらしい。[続きはコチラ・・・]