<日本代表がワールドカップ4位に>プロを目指す「知的障がい者サッカー」の未来と課題

横田雄紀[東京都自閉症協会/著述業]

 

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ワールドカップの熱狂と落胆が一段落した昨年2014年8月のブラジルで、「もうひとつのワールドカップ」と呼ばれる大会が開催されたことは、あまり知られていない。

 

「INAS知的障がい者サッカー世界選手権大会」だ。

 

IQ70~75以下の知的障がいを有するフットボーラーによる国際大会だ。第1回大会は1994年のオランダ。第3回大会からは「本家」のワールドカップ開催国で実施されるようになった。

 

日本代表チームは、その第3回日韓大会から参加している。その時の成績は16チーム中10位。4年後のドイツ大会(2006年)では16チーム中11位。【続きはコチラ・・・・】