「為せば成る、為さねば成らぬ」安倍昭恵氏証人喚問 – 植草一秀

植草一秀[経済評論家]

 

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何かを「変えよう」とすることは容易だが、何かを「変える」ことは容易でない。何かを「変える」ことは、「成し遂げること」であり、「成し遂げる」ためには、いくつもの要素が必要だ。

 

「為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」は上杉鷹山の言葉だが、「成らない」のは「為さぬ」が原因なのだ。

 

「アベ友事案」第一弾の「森友事案」これが「成らぬ」で終わるなら、その理由は「為さぬ」にあるということになる。「辺野古に基地を造らせない」「原発を稼働させない」さまざまな目標があるが、大事なことは「やり抜くこと」「やり切ること」である。

 

国有地が不当に低い価格で払い下げられた。財務省はあらゆる資料を廃棄したと言いながら、地下埋設物の処理費用が大きくなるとの試算数値だけはあったかのように主張する。こんな不自然なことはない。【続きはコチラ・・・】