<放送前のドラマ試写を見てみた>松坂桃李が演じる全盲の弁護士はどのように働き、殺人事件の謎を解くのか? 高橋秀樹 2014年11月28日(金) 2:32

 高橋秀樹[放送作家]

 

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TBSの「月曜ゴールデン」(夜9時から)は、いわゆる2時間ドラマ枠である。この枠で、大胡田誠弁護士のノンフィクション『全盲の僕が弁護士になった理由』を原作としたドラマが、特別企画『全盲の僕が弁護士になった理由 ~実話に基づく 感動サスペンス!~』と題して12月1日に放送される。

 

筆者は特別に許可を得て試写を見た。原作は2年半前に読んでいるが、その時の自分の読書メモにはこう書いてある。

 

「先駆者がこじ開ける門戸」

著者は先天性緑内障で、12歳のとき視力を失う。旧司法試験と、新司法試験という制度の狭間で、5回目のチャレンジで合格する。常に先駆者がこうして門戸を切り開いてゆくのだ。・・・・[続きはコチラ]