<低い費用対効果と高い消費者負担>発電量わずか3%の自然エネルギーのための「年間1兆円の補助金」は消費者

石川和男[NPO法人社会保障経済研究所・理事長]

 

***

 

今の日本は、エネルギー資源を殆ど持ってない。太陽光や風力などの「自然エネルギー」をめいっぱい導入しようという気持ちになるのは、日本人として、ごく当たり前のことだ。

 

東日本大震災による原発事故を経験した日本では、なおさらかもしれない。しかし、それがあまりにも費用対効果の低いことだとわかってしまうと、急に萎えてくる。

 

自然エネルギー、すなわち「再生可能エネルギー」は、固定価格買取制度(FIT)で優遇されている。・・・・[続きはコチラ]