<社会に傷つくということ>バーで尾崎豊ばかり歌う元マネージャーの「弾き語り青年」がいた

高橋正嘉[TBS「時事放談」プロデューサー]

 

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以前、テレビ番組のネタを探すということは、ある意味「人を探すことだ」ということを書いた。筆者もテレビマンとして、何回かそんな体験をした。

 

尾崎豊(1965〜1992)が奇妙な死を遂げた何ヶ月か後のことだ。その時にも、“奇妙な”出会いがあった。

 

あるバーでのことだ。筆者が何人かの知人たちと酒を飲んでいると、ギターの弾き語りで尾崎豊の歌ばかり歌う人がいた。歌い方もちょっと異常な感じがした。好奇心をもったので店を出る時にちょっと話しかけてみると「尾崎豊の元マネージャーだ」という。いかにも無骨な感じの人だった。簡単な話しをして連絡先を聞いた。【続きはコチラ・・・・】