<「特撮愛」は日本独特の文化>「ゴジラ」も「惑星大怪獣ネガドン」も着ぐるみに見えることが重要
岩崎未都里[学芸員・美術教諭]
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先日、筆者は新宿で突如巨大なゴジラを目の当たりにし、かなり驚かされました。
「新宿歌舞伎町で建築中『新宿東宝ビル』屋上に、地上52mに原寸大のゴジラ頭部『ゴジラヘッド』が登場!」のニュースを、その後に読んで、東宝制作の完全日本版「ゴジラ」の新作宣伝と知りました。
非常に正確で、ちょうど「ゴジラ」の設定身長と同じ高さ、靖国通りから見るとビルの向こうに本物のゴジラがいるように見えるわけです。また、報道によれば、同ビル内にオープンする「ホテルグレイスリー新宿」にはゴジラの世界を客室で体験できる「ゴジラルーム」と、「ゴジラヘッド」を目の前に見る「ゴジラビュールーム」も誕生します。
いよいよ東宝制作の完全日本版の新作『ゴジラ』が12年ぶりに復活し、2016年公開予定へ向け真剣勝負に出たと感じます。[続きはコチラ・・・]