聖マリアンナ医科大学の精神科医が「精神保健指定医」資格を不正取得

保科省吾[保科省吾]

 

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何人たりとも他人の自由を束縛することはできない。ごく稀な例外は警察権力のおける犯罪者、船上における船長などである。ところがそのごく稀な例外である精神科医がとんでもないことを起こしていた疑惑が持ち上がった。

 

当該の精神科の医師が所属する聖マリアンナ医科大学では、HP上に次のようなお知らせを載せた。

 

神経精神科 診療体制の縮小について お知らせ

 

(当病院の)神経精神科では、常勤医師の減少に伴い、外来診療および入院病床の確保・維持がきわめて困難な状況となりました。つきましては、4月より診療体制を縮小させていただきますのでご了承願います。(中略)暫時神経精神科の受診を希望される患者さんにつきましては、できるだけ他の精神科医療機関への受診をお願い申し上げます。

平成27年4月

病 院 長

神経精神科部長

 

神経精神科、常勤医師の減少は次のような理由であると考えられる。報道によれば、川崎市にある聖マリアンナ医科大学病院で、少なくとも9人の医師が、重い精神障害がある患者の強制的な入院が必要かどうかなどを判定する専門の医師、「精神保健指定医」の資格を不正に取得していた疑いがある。【続きはコチラ・・・・】